2011年12月24日土曜日

第6回かわはとミーティングの報告とイベント告知

報告が遅くなってしまって申し訳ございません。
12/16 (金)第6回かわはとミーティングが開催されました。
この日はお野菜の販売もあり、勉強会もあり…盛りだくさんで、
時間一杯になってしまって申し訳なかったです。
新しく来て下さった方のフォローもままならず、
会の運営について反省…時間の使い方って難しいですね。


参加できなかった方から、勉強会について
内容を知りたいという声を多数いただきましたが
資料も作らずに一方的にこちらから話してしまったので
わかりにくかったり、表現が悪い部分がありました。
資料に関しては、落ち着いてまとめてから
出したいと思っています。
放射能のことについてはネットを通じて知識を
お持ちの方がほとんどでしたが、認識についてや
感じ方に関しては人それぞれだなと改めて実感しました。
そしてより一層、この問題の根が深いことや共通認識を
持つことの難しさを知った私です。
話し合いの場を持つことはとても大切なのですが
「改善していく」ということ1つ取っても
1つの見解には決してならない難しさ。
会を運営していくこともそうなのだと言えるのですが。
難題ですね…。


報告に関しては今回はこの辺にしておきます。
もう少し詳しい内容はまた書きます。


今日はもう1つお知らせ。
差し迫ってしまいましたが、25日に行われる下記のイベントに
チームかわはと〜放射能と向き合う会〜が参加します。




第1回 子ども夢・未来博 in リリアパーク



【開催日】 平成23年12月25日(日)

【場 所】  川口西公園(リリアパーク) JR川口駅徒歩1分

【時 間】  AM10:00 ~ PM17:30

開催の目的は被災地復興支援チャリティーイベントです。
「とどけ被災地の子どもたちにお年玉」として開催いたします。

*イベントの目玉*  
●先着250名様(お子様)にお菓子のプレゼントがあります。
●先着150名様(大人)におーいお茶のプレゼントがあります。
※それぞれ2回配布いたします。
●ポニーに乗馬体験と撮影会 AM10:00~PM13:00
●ものまねショー  出演タレント  
・ボレロ・小庭(サンミュージック) 
おもいっきりPON!出演 (日本テレビ)
コンバット レギュラー出演 (フジテレビ)
・お笑いコンビ マリア
・落語家 昔昔亭 桃之助  アトラクション
●子ども夢・未来博テーマ曲「夢ヒラケ」が制作されました。
歌手*mika*
●子ども夢・未来博のヒーロー戦隊も誕生!「夢ミライ」
今回は「夢ミライ・レッド」が参上!
●ダンスチームやよさこい アジリティーと見所満載のイベントです。

【後援】川口商工会議所 / 内閣府認証NPO法人エコキャップ推進協会
学校法人日本ウェルネススポーツ大学
【協賛】カバヤ食品株式会社 / 株式会社伊藤園 / 株式会社トーエル
株式会社ユカ / 株式会社成和 / 出光事務機 / 丸豊水産 まぐろ屋
【協力】レッドリボン(公益財団法人エイズ予防財団) / サンミュージック
川口消防本部(AED一般講習)/ ハタナカプロダクション / ハイパーフライトジャパン
【企画運営】有限会社 エヌワイプロモーション
【主催】一般社団法人 福祉相談支援センター

チームかわはと〜放射能と向き合う会〜はここでお野菜の販売をします。
メンバーが会場にいますので、どうぞお立寄り下さい。お待ちしています。



2011年12月5日月曜日

第5回チームかわはとミーティングの報告

ランチ会
ランチ会前に野菜の仕分けをしようと朝から準備をしていたところ
何と野菜が届かない!!お歳暮時期で荷物が遅延しているのだとか…
焦りまくりでランチ会に突入してしまい、途中で野菜が次々に届き
野菜の仕分け、ランチ会でのママたちのお話、両方でさらに混乱…
かなり慌てふためいた感じで時間ばかりが過ぎていきました。
ママさんが多かったランチ会では、幼稚園、保育所(市営)の
お弁当問題が話題になっていました。給食を推奨する市側と
お弁当を持参させたいお母さん…しかも、お弁当持参させるためには
給食と同じ献立のものをお子さんに持たせないといけないのです。
私もこのことについては、とても心が痛いです。
先日もあるお母さんからメールが来ていて
川口市の保育園のお弁当の件は、お弁当にするなら毎日にしてほしい、
そして、給食の献立にあったお弁当にしてほしい、そして、お弁当にすることで
何かトラブルがあったとしても、市には責任を求めないという申立書をかわして
ほしいと言われました。
実際お弁当にしている、保育園保護者は2名しかいないと言われ、国の基準に
のって栄養バランスを考えた献立なので、お弁当からできるだけ早く給食に戻して
ほしいと保護者には伝えていると市の栄養士さんには言われました。」
ここには川口市とお母さん達とに大きな認識の差があります。
市側は「国の基準だから大丈夫」を主張してきますし、事実を知っている
お母さん達は「国の基準が信じられない」となってしまうのです。
基準値はあっても内部被曝から子供を守りたいと思うのが親です。
なるべく安全なものを自分で確かめて子に与えたいというところが
本心でしょう。子供を守る為に、お弁当を!と考えるお母さんの
気持ちがわかる反面、毎日同じ献立で作ることの大変さもわかります。
なんとか打開策はないものでしょうか。
*後半のミーティングでこの話題はまた話し合われます…

【ミーティング】
今日のテーマは「メンバーの取り組み」です。
自己紹介をしてから、今日は参加できなかったあっぷるさんからの
近況報告がありました。
あっぷるさんのブログ→ http://usakawai.seesaa.net/
あっぷるさんのお子さんの学校で行われた清掃(除染)について
校長先生のコメント→ http://p.twipple.jp/n7f3e
学校側と、保護者さんと…みんなが一体になって子供を守ろうと
立ち上がった結果です!
川口市はこの除染をモデルケースとし、11月22日に記者会見
23日に新聞発表で「小中学校、幼稚園、保育所で新たに放射性
物質が溜まり易いとされる側溝などの空間放射線量を集中的に測定し
除染方法や作業手順のマニュアルを作成し配布する。」と発表。
川口市HPのトップページ→「川口市の放射線への対応状況のお知らせ」
マニュアルを見ることが出来ます。

あっぷるさんのように、学校側と協力関係をしっかり築いて改善へ
と取り組まれているお母さんもいらっしゃいます。

もうお一方、私は本当に頭が下がる思いですが、蕨市の市長さんと
毎月面会をし、放射能対策に意見をされているお母さんがいらっしゃいます。
蕨市にはこういう制度があるのですね!「市民と市長の面会日」

行政とともに取り組まねば、改善されない問題もあります!
こまめに意見を伝えることがいかに大切か、希望を持ち、きちんとした
対応で考えを述べることの大切さを、このお二人から考えさせられました。

この他には先日メンバー数名が参加した
「武田先生講演会」
「肥田先生講演会」
内容について、メンバーが特に感銘を受けた話などについて意見交換しました。
事実をきちんと把握し、いつも前向きで、生きることの大切さ。
子供を守りたいという願いと、守る為にする努力!をお二人の講演から感じました。

ここでランチ会でも出たお話ですが、子供の給食問題どうするか?です。
幼稚園、保育所に子供を預けていらっしゃるご父兄には、本当に大問題。
給食を止めてお弁当にするのは大変なことです。
ここで、給食問題から幼稚園を転園させた経験のあるあきさんのご意見を
伺いました。現在は放射能問題に対応しているエンゼルフーズさんの給食を
使っている幼稚園にお子さんを通わせていらっしゃいます。
また放射線対策をきちんとしている幼稚園として日本保育サービスさん
ご紹介がありました。この幼稚園では『ベクレルモニターLB200』を購入し、
全保育所 104施設、全学童 40 施設で提供する給食の安心・安全性強化のため、
給食で使用する食材の放射線量の測定を行う自主検査を開始しているとの
ことです。ストレスを持ち続けることよりも転園などの検討をされるもの
1つの手です。また給食はある程度仕方ない。朝晩の食事を安全なもので
しっかり食べさせるのも1つの方法です。家庭事情もいろいろですので
そのあたりは難しいのですが、かわはとは今後もこの問題について情報を
集めていこうと思っています。

【野菜】
今回は熊本、飛騨から白菜、キャベツ、カブ、トマト、人参、タマネギ、
ネギ、かき、里芋、ほうれん草、きゅうり、などなどを入荷。根菜類と
大きな野菜があったため、一袋3000円になってしまいましたが、2週間分
ほどの野菜がぎっしり。保存の方法などの質問もあるので、そのあたりも
今後、ミーティングで紹介しようという話も出ています。
お野菜の一部は栄町のカフェキトハルトさんでも使っていただいています。
ベクレルダウンはもちろんのこと、味がしっかり美味しい野菜たちです。

駆け足で報告を書きましたが、まだまだお伝えしきれていない内容も…
また次の機会に書きたいと思います。

次回、第6回チームかわはとミーティングは
12/16(金)13:00−16:00
きゅぽらM4階、かわぐち市民パートナーステーションにて行います。
テーマは「きちんと話ができる人になろう」です。勉強会やります!

年内のミーティングは16日が最後です。
年明けは
1/7(土)かわはと新年会
1/16(月)かわはとベジマ&カフェ(企画中)
1/20(金)第7回チームかわはとミーティング
いろいろ予定しています。どうぞご参加下さい。

お問い合わせは nonukes.aran@gmail.com までお願いします。

2011年11月29日火曜日

第5回チームかわはとミーティングのお知らせ

チームかわはと~放射能と向き合う会~です。
次回のチームかわはとミーティングは
日時:12/2(金)13:00-16:00(お子さん連れOK)
場所:川口駅隣、きゅぽらM4階のかわぐち市民パートナーステーション第1会議室

*このミーティング前に雑談&気軽なランチ会もあります。
 良かったらお寄り下さい。お子さんもご一緒にお食事しましょう!
日時:12/2(金)11:00-12:30
場所:川口市徒歩5分某所
昼食:持参もしくは500円(飲み物付き、要連絡)でご用意できます。
どちらのミーティングも事前申し込みが必要です。
参加される場合は nonukes.aran@gmail.com までメール下さい。

当日は熊本、飛騨のお野菜を販売しますが数に限りがあります。
あらかじめご了承下さい。

今回の話し合いの主なテーマは
「メンバーの取り組み」です。
チームかわはと〜放射能と向き合う会〜は放射能と向き合って
前向きに生きるための集まりとしたいと思っています。


2011年11月26日土曜日

肥田舜太郎先生の講演会


今回のブログは「チームかわはと〜放射能と向き合う会〜」の
動きではありませんが、メンバーの数人が参加しました
「5年後 10年後こどもたちが健やかに育つ会 さいたま
(すこやかさいたま)主催の肥田舜太郎先生講演会」


についてご報告します。 

肥田舜太郎先生についてはYoutubeなどでも、講演会の様子が
たくさんアップされていますので、ご覧になられた方も多く
いらっしゃると思います。

肥田先生はヒロシマで被曝されました。たまたま患者さんを往診中で、
爆心地から数キロ離れたところにいらした為、即死を免れたお医者様です。
ヒロシマには、強い思いがおありなのでしょう。
講演会の半分を、このヒロシマの記憶について話されました。

先生は爆死を免れた後、被曝した患者さんを看る(看取る)ことを
焦土ヒロシマで続けられていた訳ですが
被曝の初期症状として見られた下痢、鼻血、アザ(紫斑)がすでに
福島で見られているとおっしゃいました(最後の方で、関西でも
そういう症状が始まっているということもおっしゃっていました)。
「目に見えない放射線の悲劇が公にされない」…これが現実です。

先生がヒロシマで体験したことは、この被曝初期症状のようなものを
はるかに凌駕する内容でした。急性放射線障害についてのお話です。
(急性放射線障害については、今の私たちにはあまり関係のない話
かもしれません。しかし、放射線の怖さを知る為には必要なので、
書いておきたいと思います)
先生の記憶ですと8/9(原爆投下から3日目)あたりから
爆風でやけどした人以外の方々が次々と亡くなっていったそうです。
その死に方…
白血球がなくなったことにより、口が腐る(身体の内部から腐敗する)
紫斑が表れる、目や口から血が出る、触っただけで髪が抜ける、…
数時間後には穴という穴から血が吹き出し、血の海の中で絶命する
という壮絶な死です。これが次々と起こり、なすすべが無かったとの
こと。先生がこれが放射能によって起こる急性放射線障害であると
いうことを知ったのは10年後だったということでした。
そのくらい、放射能については何もわからないままであったのです。
急性放射線障害で亡くなる人は徐々に減ったそうですが、放射線を
吸い込むことによって起こる数々の症状が、この後生き残った方に
表れてきました。どの医者にかかってもわからないと突き放される
難病や、気力がなくなって立ってもいられない病気「ブラブラ病」
など、原因がわからないままの病気や癌が起こって、病気の辛さで
自殺してしまう人もいた程でした。

ここまでの急性放射線障害が、今の福島で起こるということでは
ありませんが、何しろ同じ原因のもので被曝しているのです。
(ウラン、プルトニウム)今後、起こってくる障害は同様に原因
がわからないままになる可能性もあるのです。

【ここからが先生の言いたかったことだと思います

ヒバクシャと考えられている方は約80万人。その中の21万人は
行き残ったそうです…「放射線障害は全員がなる訳でない」

アメリカのデータによると原発から1700km圏内では乳がんが
増えているというデータがあることからも、今の福島の被害は
日本国中に広まってしまったと考えるべきである。
そうであるならば、少しでも遠くに逃げるという考えもあるが

「放射能に負けて殺されちゃだめだ!」

ヒロシマでは寿命いっぱいに生きた人とそうでない人がいた。
健康にいいことをした人で生き延びた人もいるのだから、
命が大切なら「生まれつき持っている力を不摂生で弱めたり
無くしたりしてはいけない」

昔の人の知恵
・米を30回噛んで食べる(米のでんぷんを分解するのは唾液にある
 ジアスターゼだけ)
必ず毎日排便し、毒を身体の外に出す。便秘はしない。
・きちんと眠る。早寝早起き。

「免疫を大切に、大切に保つこと!」

逃げ場は無い。開き直って頑張る。自分が自分の命を差配して生きる。
あなただけができる。あなたを治すことができる医者はいない。
あなたの健康を保つことは誰にもできない。そしてそれは大変なこと。
子供の手本になるような生活をする。その位の根性がないとダメ!

*会の終わりのメッセージ
頑張ればできそうなことをお話しました。
皆さんには明るい国民になって欲しい。
今日の話を聞いた方には、困っている方の受け皿になって欲しい。

******************************

最後の方、かなりはっきりした口調でおっしゃっていて、とても
勇気づけられました。私は福島からの避難を推奨する意見です。
でも、先生の考えに賛同します。全員が避難できる訳ではなく
自分の住む土地が汚染されていて、それがわからない人もいると
いうならば、これからの時代を生き抜くために必要なことはこの
ことであると心から思います。

原発をつくることで、大きな負を担うことになった私達にとって、
これからできることは人として正しい生き方を模索し、実行する
ことではないでしょうか?電気を使いすぎることが原発の需要を
招く結果になったのなら、それを必要としない生活を実行すべき
なのかもしれません。そして、何より前向きに!生きる力を身に
つけて。放射能に殺されない身体作りをしたいと思いました。

それと、私が驚いたのは福島の後に、先生の元にお話を聞きに来られた
新聞や雑誌の記者の方の多くが、ヒロシマの悲劇について知らなかった…
とのお話。それほどまでに悲しい歴史は風化してしまったのでしょうか。
ヒロシマを知ることこそが「原発はいけないものである」という根底に
あると思うのですが…しかし、あの凄まじい破壊力を見せられた日本人は
そのパワーの中に「次世代の希望」を見いだしてしまったのだと言います。
(小出先生もその中の一人だったと独白されていました)
今、それが間違いだったと認識して、新たな価値観を持たねばならない時
なのだと思います。

駆け足で、まとめを書きました。私の主観で書いていますので
先生の話を聞かれて、違う解釈をされた方もいらっしゃるでしょう。
感想や、違うご意見もお寄せいただけたらと思います。

ご意見は nonukes.aran@gmail.com まで
まとめ制作:チームかわはと世話人*ARAN


チームかわはと〜放射能と向き合う会〜

次回のミーティングは12/2(金)と12/16(金)です。
詳細お知らせは、nonukes.aran@gmail.com までどうぞ!

2011年11月19日土曜日

第4回チームかわはとミーティングの報告

ガイガーカウンター11/18(金)第4回チームかわはとミーティングが行われました。
16名参加。個人宅でやっているミーティングなので満員御礼状態です。


初めて参加された方は、やはりまわりに話せる人がいない…という
悩みを抱えていらっしゃいました。
放射能問題については「見たくない、知りたくない、聞きたくない」という
感覚を持たれている方がとても多いように思えます…しかし、一方では
私たちのように「事実を見たい、知っておきたい、話を聞きたい」という
積極的な姿勢で放射能問題を捉えている人もいます。
最近のニュースによると、全国10代〜60代以上のインターネットユーザー
1,068人に、事故以降ガイガーカウンターについて読んだり聞いたりしたことが
あるかと尋ねると、あると答えたのは全体の58.8%にあたる628人。
そしてガイガーカウンターの購入を考えている人は全体の17.2%とのこと。
ガイガーカウンターは1台数万円するものですので、気軽に買えるようなもの
ではないと思われます。しかしながら、これだけ購買欲があるということは
それなりに放射能問題への関心が高いと言えるのではないでしょうか。
チームかわはと〜放射能と向き合う会〜でのガイガー所有率は半数以上!
やはりそれだけ、真剣に向き合おうと考えていることの証だと思います。


そんな私たちが、日々向き合う大問題が「食」の問題。
ガイガーカウンターで測る空間線量や地表の線量(外部被曝)はもちろん
のこと、やはり子供さんを抱えるお母さんの一番の関心事は「内部被曝」に
ついてです。いかに安心できるものを子供に食べさせることができるか…
はやり、一番手っ取り早いのは「原発から遠く、放射性物質の下降物が
少なかった地域の食品を食べさせる」ということです。検査も大事ですが
はじめから降下物が多かった県のものは、いくら検査しても出るものは出ます。
被災地の支援も確かに必要ですが、安全な地域の農業を支えることも
私たちにできる「日本支援」の1つではないかと思います。


チームかわはとでは今回のミーティングに合わせて、熊本県と
飛騨地方より野菜を共同購入し、みんなで分けました。


これが今回購入した野菜たち。この量で送料込み2000円

ほうれん草、小芋、トマト、なす、子なす、パセリ、大葉、小松菜、ニラ
丸大根、かぶ、赤かぶ、キャベツ、レンコン、ピーマン、人参、太ネギ、
などが入っていました。どれも、新鮮!
日々食材選びで、ストレスを感じているお母さんたち…大量の新鮮野菜に
歓声をあげていました!安心できる野菜を食べられる喜びは格別です。

チームかわはと〜放射能と向き合う会〜では、今後も「食」の問題に
取り組み、なるべく安全なものを探し、共同購入したいと思います。
たとえ一時でも、毎日のストレスから脱せられたら…お母さんたちの
不安を少しでも軽減できたら…と思っています。

*********************************
余談


ガサガサ音がしたと思って驚きました!ちいさなバッタがカブの袋の中に。
本当の自然とはこういうことを言うのですね。カブの葉っぱにくっついて
飛騨から埼玉へ…






次回のミーティングは12/2(金)と12/16(金)を予定しています。
詳細お知らせが必要な方は、nonukes.aran@gmail.com までどうぞ!

2011年11月9日水曜日

第3回チームかわはとミーティングの報告

チームかわはと〜放射能と向き合う会〜は10月に結成されたばかりで
今、会の方向性やスタイルを模索している状況です。
今回は実験的に11:00-15:30 の時間帯で実施してみました。


午前中はお子さん連れのお母さん達たちと、ランチを食べながらトーク。
出て来た問題は「情報格差」のことでした。
放射能や原発の問題に関心のあるお母さんとそうでないお母さんの
温度差がありすぎる。何を情報源にしているかで、考え方がまるで
違う件(今、いろいろなところで問題になっていますが)ここでも
家族間、友人間で大きな溝になっています。知らない方々への情報伝達。
どのように語りかけ、自分たちの思いを知ってもらうか、真実を知って
もらうかで、悩んでいらっしゃる方がいらっしゃいました(私もです)。


また10/11に合併した「川口市」と「鳩ヶ谷市」→川口市に統合 にも
問題があり、両市の育児対策に差があるとの報告がありました。
育児に対しては鳩ヶ谷市の方が充実していたようですね。
両市合併で、育児問題が退行したのは残念です、改善して欲しい。
もちろん、放射能対策は今までなかったことなのですから
市民の意見をふまえて、母達が納得するものにして欲しいです。


お母さんたちが可愛いお子さんと最初に離れるのが「幼稚園」
「保育園」です。大切な子供を任せる「幼稚園」「保育園」ですが
川口市が放射能対策をいろいろ行っても、私立である「幼稚園」
などには行き渡らない事実があるとのこと。場合によっては
お子さんを裸足で遊ばせたり、落ち葉拾いをさせたりするところも
あるとか。本当に心配ですとの声。OK幼稚園選びも大変です。
この問題を解決すべく、市内全域の「幼稚園」「保育園」に
アンケートを送って、回答を得る方法はどうか検討に入りました。
園が、子供たちにどのような対策を取っているのか、調査する
ことを考えています。その結果によって、私たちの地域の
「OK幼稚園、保育園」をご紹介できたらと思います。


午後は常連さんたちも加わって、放射線測定器の話題。
最新の測定器情報なども出て、各自持っている機種や
これから買おうとする機種の情報交換をしました。
チームかわはとでは、多くのメンバーが実際に測定器を
持っており、測定を行っています。皆、普通のお母さんたち。
…そういう時代になったんですね。それもまた悲しいですが。


またお花をやっている方から、お花は大丈夫かとの質問。
食べたりしないので、それが汚染地域から来たとしても
大きな影響はないだろうとのこと。しかし、鉢花の土壌や
枯れた花の後始末には、注意が必要であろうとのまとめでした。


地元の NPOの方がいらして下さったりして、意見交換したり
今度会員誌で紹介していただける話になったり、かわはとへの
注目や期待も少しずつ増えている様子。活動が広く地域に知れて
問題を抱えているお母さんたちの助けになれるよう、また子供
たちを被曝から助けてあげられるよう、これからも定期的に
集まりを持って情報交換をしたいと考えています。


チームかわはと〜放射能と向き合う会〜の活動にご興味を
持たれた方がいらっしゃいましたら、どうぞ
nonukes.aran@gmail.com までご連絡下さい。
主に川口市、蕨市のお母さんたちが集まって活動しています。


次回のミーティングは11/18(金)です。



2011年11月6日日曜日

メンバーよりご報告

かわはとメンバーよりご報告があります。
詳細は2つのブログにてご覧下さい。


「娘の通う校長先生と川口市教育委員会の英断について」
http://usakawai.seesaa.net/article/233704203.html


「川口市の取り組み」
http://blogs.yahoo.co.jp/kusabibibi/6852894.html


チームかわはと〜放射能と向き合う会〜では
何度かのミーティングの中で、何人ものお母さんたちと
子どもたちの置かれた環境に不安を抱いていることを
語り合ってきました。


そしてお母さんたちは関係各所との話し合いを通じ
今回、1つの希望の光が見えてきました!
私たちは、子どもたちの未来を守る為に、関係各所と
協力をしながら、活動していきたいと考えています。


手を携えて、子どもたちを守っていけますように!

2011年11月1日火曜日

OK病院 その1

放射能問題を抱えたお母さんたち…
子供たちに今までと違う症状が出ると
とても不安になるのは当たり前のことです。


先日のミーティングで、あるお母様が
ある病院で信じがたい言葉を医師に言われ
ショックを受けた話をされました。


「私の子供の具合が悪いのは
 放射能のせいかもしれない…」
確かに、全ての病状が放射能由来のものか
わからないかもしれません。
しかし誰かが「個々の症状と放射能の因果関係の立証不可能」と
何度主張しようとも、わからないなら疑うこともできる…


「そうかもしれない」という不安は消えないのです。
だって原発が事故を起こして放射能が飛散したことだけは
間違いのない事実なのですから。


そんな不安を一笑に付すのではなく、そうかもしれないと
いう視線で、診断してもらえたら…
わからなくても、そうかもしれない不安を受け止めて
くれる医師がいたなら…


そのような気持ちを理解してくれる病院を 「OK病院」として
チームかわはと〜放射能と向き合う会〜では紹介したいと
思っています。


今日はやっとそういう病院がみつかったので
ご紹介したいと思います。


川口市の「うめだDMクリニック」さん
http://umedaclinic.jp/index.htm


完全予約制だそうです
予約専用電話 048-255-5556



さようなら原発1000万人アクションに参加されているのも
心強い気がします。


英語、ベトナム語(要予約)での診察が可能というのも
有り難いサービスです。




*お断り*
ここの病院で放射能由来の病気かどうか判断してもらうと
いうことではありません。それは難しいことだと思います。
ただし、そういう相談をしても冷たい対応はされないと
思います。心に寄り添った診療をしていただけると思います。











2011年10月31日月曜日

第3回チームかわはとミーティングのお知らせ

チームかわはとミーティングを開催いたします。

11/4(金)11:00-15:00  時間を変更しています。

11:00~15:00まで出入り自由とさせていただきました。
お好きな時間にいらして、お好きな時間までどうぞ。

場所はいつもの場所になると思われます。
お昼の時間にかかりますので、軽食をお持ちいただいても
良いですし、ちょっとしたものをお作りしてお待ちしてます。
どうぞお気軽にお越し下さい。

初めて参加したいという方は
連絡先(携帯電話番号)、ニックネーム明記の上
nonukes.aran@gmail.com までメール下さい。
折り返し、開催場所をメールします。

メンバーの皆様は
nonukes.aran@gmail.com にメール。もしくは
メンバーサイトのイベント第3回ミーティングで
登録して下さい。よろしくお願いいたします。



チームかわはと〜放射能と向き合う会〜への問い合わせは
nonukes.aran@gmail.com までどうぞ!

2011年10月30日日曜日

第2回チームかわはとミーティング

第2回チームかわはとミーティングが開催されました。


12名が参加。

自己紹介をしてからフリートーク。
今日話題になったことは
病院問題:子供さんに以前と違う症状が出たので
病院に連れて行き、放射能が原因か?と聞いたら
心外なことを言われた。放射能について理解のある
納得のいくようなケアをしてくれる病院はないか。
ものもらい、口内炎、肺炎、下痢、紫斑、喘息の
症状が出ている方や、以前なかったのに急に症状が
出た。かなり長期に渡って続いたなどの話も出ました。

学校問題:子供の被曝が気になるので、なるべく
安全なものを食べさせたいと思っているが…
A校は水持参をしたら、保健室でのみ飲んでもいい
(他の生徒に知られるといじめの対象になるから)
B校は先生にお話して許可をいただいている
C校は弁当も含めて持参可能。ただし周りの生徒には
「放射能問題」と口外無用。
…と対応もまちまち(全て公立校)

幼稚園問題子供の被曝が気になるので、なるべく
安全なものを食べさせたいと思っているが…
A園はお弁当持参でも構わないが、園生全員に同じ
ものを食べさせることが前提なので、持参の弁当は
給食と全て同じ内容にして下さいと言われた(この
お母さんは、給食と同じ献立のお弁当を持参させています)
B園は給食の産地を聞いたら、東北&北関東産のものを
使用し、測定もしていない。西のものを使って欲しいと
言うと使っている食材は全て「基準値以下なので安全と
判断している」との返答。申し入れしたが変える様子が
ないので、転園をした。
C園は園長先生の理解があるので、園内の箇所を放射線
測定器で計測することを許し、立ち合ってくれた。
線量の高いところの除染(土を取り除く)をしてくれた。

遠足、運動会問題:野外活動が心配である。
ましてやドングリ拾いや運動会など、子供が外気に
触れ、土に触れる行事は危ないのではないか?
A校では事前に父兄からの申し入れを聞き、なるべく
子供が土に触れないように配慮してくれた。危険と
思われるルートは通らずに遠足を決行。放射線測定器を
子供が持参し、担任が測ってくれることまでしてくれた。
B校では「子供は外で元気に遊ばせる」として、課外活動は
全て決行。父兄が何かを言える雰囲気でないので仕方なく
休ませた。
C校では荒川の土手でよもぎを取って、よもぎ餅を作り
生徒に食べさせた…!

などなど。学校についてはやはり「国が安全と言って
いるものに関して、何か行動を起こす気はない(なので、
父兄も何もせず学校に従って欲しい)」というスタンス
であることがはっきりわかりました。
私学である保育園なども、対応はまちまちですが概ね
市や県の教育委員会などの指示に従っているものだと
想像できます。

*マスク問題:夏の間辛かったマスク…ようやくマスク
が苦しくない季節になりました。今、マスクどうしてる?
メンバーおすすめのマスク
ドクターサチ→
サイズ豊富です!
http://www.koo-japan.com/prdct/consumer/prdct_c_surgical_mask.html
子供に白いマスクはさせづらいので、
台湾製の布マスク(可愛い柄付き)の提案もありました。
東南アジアでは、埃よけのためにマスクは日常的にされており、
濡らすこともできるので、便利とのこと。
愛情たっぷりのこんな手作りも…
http://handmade.xsrv.jp/howto/category02/recipe_7/
http://yaplog.jp/yl0v0ly/archive/18

放射線測定器を買いたい!
放射線測定器を買うほどに…お母さんたちは必死です。
でもどんなところでどんなものを買ったらいいのか…
メンバーおすすめの店
秋葉原の東洋計測器さん
放射線測定器が補正が必要になるので、実店舗で
メンテナンスができるのがいい。
http://www.keisokuki-land.co.jp/
ネット購入が主流になりつつありますが、補正の
ことも考えて、メンテナンスできるところから
購入した方が良いとのアドバイスでした。

*子供のために何ができるか
こまめに健康状態をチェックしてみましょう!
何か症状が出ているか、どんなものを食べたのか
(給食含め)髪や爪を保存することや、尿検査の
話までいろいろ出ました。
こちらのブログにある
低線量ひばくから子どもの未来を守る生活手帳
http://kaleido11.blog111.fc2.com/?mode=m&no=960
こちらで内容がわかりますが、制作した方の
権利を守ってあくまでも個人使用でお願いします。
http://space.geocities.jp/iitate0311/notebook.html
こういう方法で記録を残すのも大切かもしれません。
内部被曝から少しでも身を守るために、健康で、
排出を促す新陳代謝の良い生活を心がけること…
デトックスやヨガの話も出ました。排出を促す
料理など…前向きな情報も今後増えそうです!

*海外情報
台湾から来日している方の情報です。
台湾には3基原発があり、1基は計画中。
3基のうち2基は台湾北部にあり、台北から30k圏内。
しかも断層の上に立っているとの情報も…
地震もあります。何かあれば、沖縄が危ない!!
原発の問題は日本の問題だけではありません。


今日のまとめ
学校や幼稚園の対応をそれぞれのメンバーから聞きました。
この問題、果たしてこれでいいのでしょうか?

1)福島で事故が起き、放射能が飛散したことは事実。
2)放射能が健康に及ぼす害は把握できていない。

1)2)をふまえて、「安全である」と言い切るのは
時期尚早ではないでしょうか?

かわはとのメンバーには放射能測定器を持っている人が
何名かおります。その方々によると、同じ道でも測る場所
測る時間、測るときの天気などによって数値はまちまち。
放射能が花粉より小さな粒子であることを考えれば、風が
吹くだけで、飛散してしまうことがわかると思います。
ましてや、まだ毎日のように福島から放射能が出ているのに
「安全」だと言うのはどうでしょうか?
できるだけの安全策を取って、子供には細心の注意を払って
当然だと思うのです。

このブログをご覧の関係者の皆様。
今後のことを考え、できるだけの防御をして欲しいです。
防御して何も起きないのなら、それでいいのです。
何もせずに後から何か問題が生じる方が大変なことになる
…大人なら誰でもわかることです。
もし防御の方法がわからないのならお教えします。
費用をかけずに、業務に支障なく解決できる方法がある…
それは話し合いで解決できる問題です。

それと今後チームかわはと〜放射能と向き合う会〜では
食品の情報サイト「OK フード」さんを参考に
http://okfood.blog.fc2.com/
http://matome.naver.jp/odai/2131300123147310901
「 OK病院」「OK幼稚園」「 OK学校」などの
情報を共有できたらいいなと思っています。
まずは地域の問題として…
情報のある方、お寄せ下さい。

このことに限らず、一人一人の不安をみんなで共有し

解決していけるよう、前向きに考えていこうと思います。